エモーション・アンド・コモーション(Emotion & Commotion)は、2010年にリリースされたジェフ・ベックのアルバム。
スタジオ・アルバムとしては、2003年に発売された『ジェフ』より約7年ぶり。セッション作品や企画作を除いて、ベックの通算14枚目にあたるアルバムである。
プロデューサーには、ZTTレコーズのトレヴァー・ホーンとスティーヴ・リプソンを迎え、ZTTのサーム・スタジオ(ロンドン)で制作された。
オーケストラとのコラボレーションを多く取り入れ、カバー曲も多い。また、ジェフ・ベックのアルバムとしては珍しくボーカル曲が多い。
本作はセールス的に大きな成功を収めた。ベックの母国イギリスでは、『フラッシュ』(1985年)以来25年振りに全英アルバムチャート入りして自己最高の21位に達し、アメリカでは『ワイアード』(1976年)以来34年振りにBillboard 200でトップ20入りした。日本のオリコンアルバムチャート10位以内の当時のソロ最年長(65歳9ヶ月)保持者となった。
曲目
- コーパス・クライスティ・キャロル - Corpus Christi Carol
:ジェフ・バックリィのカバー - ハマーヘッド - Hammerhead
:ベックの敬愛するヤン・ハマーに捧げられた曲 - ネヴァー・アローン - Never Alone
- 虹の彼方に - Over the Rainbow
:映画『オズの魔法使』劇中曲。ライヴでは既に何度か披露されている。 - アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー - I Put a Spell on You
スクリーミン・ジェイ・ホーキンスのカバー - スリーン - Serene
- ライラック・ワイン - Lilac Wine
:ジェフ・バックリィのカバー - 誰も寝てはならぬ - Nessun Dorma
:ジャコモ・プッチーニの歌劇『トゥーランドット』のアリア - ノー・アザー・ミー - There's No Other Me
- エレジー・フォー・ダンケルク - Elegy for Dunkirk
:映画『つぐない』の劇中歌 - プア・ボーイ - Poor Boy ※
- クライ・ミー・ア・リヴァー - Cry Me a River ※
※日本盤のボーナス・トラック
パーソネル
- ジェフ・ベック - ギター
- タル・ウィルケンフェルド - ベース
- ジェイソン・リベイロ - キーボード
- ヴィニー・カリウタ - ドラムス(#3,6,9)
- Alessia Mattalia - ドラムス(#2)
- en:Clive Deamer - ドラムス(#5)
- en:Earl Harvin - ドラムス(#7,12)
- Stephen Rushton - ドラムス(#11)
ゲスト・メンバー
- ジョス・ストーン - ボーカル(#5、#9)
- イメルダ・メイ - ボーカル(#7、#11)
- オリヴィア・セイフ - ボーカル(#6、#10)
脚注



