炭酸水素カリウム(たんさんすいそかりうむ、Potassium bicarbonate)は化学式KHCO3、式量100.1のカリウムの炭酸塩。

化学

常温常圧では無色の固体で、水溶液は弱塩基性を示す。水酸化カリウムと一当量の炭酸を反応させることで得られる。

KOH CO 2 H 2 O KHCO 3 {\displaystyle {\ce {KOH CO2 H2O -> KHCO3}}}

熱すると二酸化炭素を放出して炭酸カリウムとなる。

2 KHCO 3 K 2 CO 3 CO 2 H 2 O {\displaystyle {\ce {2KHCO3 -> {K2CO3} {CO2} H2O}}}

利用

水で希釈して、うどんこ病や医療用の殺菌剤として使用される。

粉末化し、流動性付与剤として無水ケイ酸やホワイトカーボンを加え、防湿剤として金属石鹸やシリコーンオイルをコーティングしたものが消火剤として用いられる。消防法施行規則第21条の規定による第二種粉末消火薬剤であり、炭酸水素ナトリウムと見分けやすくするため、紫色に着色するよう定められている。炭酸水素ナトリウム同様B火災(油火災)とC火災(電気火災)に適応している。日本では主にAGCや東京応化工業などで生産されている。

脚注

外部リンク

  • 炭酸水素カリウム、日本医薬品添加剤協会
  • potassium bicarbonate, THE Pesticide Properties Database (PPDB)
  • 低毒性化学農薬

Bicarbonate de potassium fournisseurs ,Bicarbonate de potassium

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